この記事をご覧の方は、以下の疑問をお持ちではありませんか?
- キャバクラで働いていてクビになることってある?
- どういった原因でクビになる?
キャバクラで働く中で、クビになるきっかけについて疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、キャストがクビになる原因と対策について、以下を解説していきます。
- キャバクラでキャストがクビになる原因
- キャストがクビにならないための対策
- キャバクラのクビに関する体験談
クビにならないための対策を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
キャバクラでクビになるケースは多い?
結論から言うと、キャバクラでキャストがクビになるケースは、決して珍しくありません。
キャバクラのキャストは高給が期待できる一方で、以下をしっかり満たすことも重要。
- 売上をしっかり出す
- お店のルールを守る
- 問題を起こさない
要するに、売り上げに貢献できていなかったり、お店のルールを守らなかったりするキャストは、解雇される可能性は十分にあります。
裏を返せば、最低限この3つを抑えていれば、クビになることはそうそうないはずです。
キャバクラでクビ(即日解雇)は違法?
ここで疑問なのが、キャバクラでクビにされるのは違法ではないのか、という点。
通常のアルバイトや従業員であれば、即日解雇は違法だと考える方も多いでしょう。
しかし、キャバクラではクビは違法ではないケースがほとんどです。
キャバクラでの解雇が違法になるかどうかは、以下のような契約形態によります。
- 業務委託契約:
キャストは個人事業主扱いであるため、クビにしても違法ではない - 雇用契約:
労働基準法の保護が適用され、クビにしたら違法となる
業務委託契約の場合は、キャストは個人事業主扱いですので、即日解雇することは違法ではありません。
一方、雇用契約を結んでいる場合、キャストは労働基準法に保護されるため、即日解雇するのはNGです。
違法かどうかは契約形態によりますので、店との契約書内容などをしっかり確認しましょう。
キャバクラでクビになる原因
それでは、キャバクラでクビになる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
- トラブルを起こした
- お店のルールを守らない
- 売上が悪い
- 真面目に働いていない
それぞれ解説していきます。
①トラブルを起こした
トラブルを起こしたキャストは、解雇を言い渡されるケースが多いです。
具体的には、以下のような問題が挙げられるでしょう。
- キャスト間の派閥争い
- 指名替えや被りなどのトラブル
- その他問題行為
キャスト間での競争意識が高いのはいいことですが、トラブルに発展するのはNG。
お店からして扱いにくい場合や、あまりに問題が頻発するようなら 、解雇を言い渡される可能性は高いでしょう。
②お店のルールを守らない
続いて、お店の規則を守らない場合もクビになる恐れがあります。
- 爆弾行為(他のキャストの客を奪うなど)
- 裏引き
- 風紀(ボーイと付き合う)など
こうした問題行為は、1発でアウトになる可能性が高いです。
不安なら、仲のいいキャストに暗黙のルールなどを確認しておくのもいいでしょう。
③売上が悪い
指名が取れず、売上が悪いキャストは、お店にとっては赤字を生む存在です。
特に閑散期はお客さんもあまり来ず、売上も上がりにくいため、お店にとってはさらにマイナスとなるでしょう。
逆に、ノルマを達成して売上さえしっかり出していれば、多少の問題行為は目を瞑ってもらえることもあります。
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④真面目に働いていない
キャバクラでは、勤務態度も重要。
以下のように真面目さが見られないキャストは、クビになる可能性があります。
- 遅刻や無断欠勤が多い
- 売上向上のための努力が見られない
- 出勤頻度が少ない
- 接客態度が悪い
売上が低くても、頑張って努力している様子が見受けられるのであれば、お店側も応援したくなります。
しかし、勤務態度まで悪いとなると、お店からしたらマイナスな存在となってしまうでしょう。
不真面目なキャストは他のスタッフにも悪影響ですし、お店の評判まで下げかねません。
キャバクラでのクビを防ぐための対策
それでは、逆にクビにならないためにはどうすればいいのでしょうか?
以下3つの対策を参考にしてみてください。
- 真面目に売上アップを狙う
- お店のルールをきっちり守る
- キャストやスタッフとコミュニケーションをとる
それぞれ解説していきます。
①真面目に売上アップを狙う
キャバクラで評価されるためには、しっかり売上を出すことが重要です。
以下のようなポイントを押さえ、ノルマ達成や指名獲得、売上アップに繋げていきましょう。
- 営業LINEや営業電話に力を入れる
- SNSで集客する
- 接客スキルの向上を目指す
売上のための努力がお店に伝われば、きちんと評価してもらえるはずです。
また、正しく努力できていれば、数字にも徐々に反映されるでしょう。
ただし、売上を求めるあまりに、ルールを破らないように注意してください。
②お店のルールをきっちり守る
キャバクラでは、お店のルールや規則をしっかり守ることも大切です。
店舗やエリアごとに独自のルールが設けられている場合もあるので、確認しておきましょう。
また、ルールになくても、トラブルに発展しそうな行為は避けてください。
時にはお客さんから裏引きなどの誘惑があるかもしれませんが、断ることも大事です。
③キャストやスタッフとコミュニケーションを取る
最後に、キャストや黒服、店長としっかりコミュニケーションを取りましょう。
周りとの関係が良好であれば働きやすさも向上しますし、評価もされやすくなります。
また、トラブルが起きる可能性も事前に抑えられるため、いきなりクビになることもないでしょう。
逆に、コミュニケーションが不足していると、気づかないうちに問題行為を起こしてしまったり、精神的に追い込まれたりするリスクも。
店舗内での人間関係もしっかり大事にしてみてください。
キャバクラのクビに関する体験談
ここからは、キャバクラのクビに関する体験談を紹介します。
①裏引きがバレた
これは完全に自分の失敗。
ある常連さんと仲良くなって、LINEで連絡取り合ってるうちに「お店通さず会わない?」って誘われたんだ。最初は断ってたけど、「お礼はちゃんとするし、お店にバレなきゃ大丈夫」って言われて、1回だけ…って思ってしまった。
お店で会ってる時とは違って、プライベートな時間ってやっぱり楽しくて、気が抜けてたんだと思う。でも、それが地獄の始まりだった。
後日、そのお客様が別のキャストにうっかり「今度〇〇ちゃんと外で会うんだ」って話したらしくて、そこから一気にバレた。
店長に呼び出されて、「裏引きは即解雇。うちのルール知ってるよね?」と。
何も言えなかった。自分がやったことだし、言い訳する気にもならなかった。
退店後、お客様からは「ごめん、俺のせいかも」とLINEが来たけど、もう遅い。一度裏引きやったキャストって、他の店でも警戒されるから、次の仕事見つけるのも一苦労だった。
②意図せず爆弾。一発でアウト
当時はまだ新人で、ヘルプで回ることが多かった。
指名もそんなに取れてなかったけど、お客様と仲良くなるのは得意だった。ある日、先輩キャストの席でヘルプについた時、お客様に「LINE教えてよ」って言われた。
「こっそりならバレないかも」って思って、ふとスマホ出してID送っちゃった。そしたら後日、その席の担当キャストが「〇〇(私)があのお客様とLINE交換してた」って店に報告。
いわゆる“爆弾”ってやつ。お客様を奪うような行為=営業妨害とみなされて、即呼び出し。
「ヘルプの立場で何やってんの?」って言われて、その場で解雇。
確かにルール違反だったし、自分が甘かった。今思えば、気付かないうちに他にもルール違反を色々していたのかもしれない。
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ノルマがキツイと感じる方は「キャバクラ派遣」がおすすめ
キャバ嬢として働くことに関し、負担を感じる方もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、キャバクラ派遣で働くことです。
キャバクラ派遣は、派遣会社を通じて様々な店舗で働くため、以下のようなメリットがあります。
- ノルマや罰金などのストレスがない
- 営業LINEや営業電話の負担がない
- キャスト間のいじめや派閥争いなどに巻き込まれない
- キャバクラならではの高時給が期待できる
- シフトを自分のペースで入れられる
- 爆弾が起きるリスクが低い
派遣は基本的に単発ですので、ノルマや人間関係を気にする必要はありません。
毎日のように出勤し、ノルマをしっかり達成できるキャバ嬢にとっては、普通に勤務した方が高収入が期待できるかもしれません。
しかし、メリハリをつけて稼ぎたい方や、マイペースに収入を得たい方には、キャバクラ派遣が圧倒的におすすめですよ。
まとめ
今回は、キャバクラでクビになる原因と対策について解説しました。
クビになるきっかけとしては、主に以下が挙げられます。
- トラブルを起こした
- お店のルールを守らない
- 売上が悪い
- 真面目に働いていない
とはいえ、クビにならないためには、ルールを守った上で、しっかり売上を出していく必要があります。
もしそれが難しいと感じる方は、ぜひ「キャバクラ派遣」で働いてみてくださいね。