本記事をご覧のあなたは、こんな不安をお持ちではありませんか?
- キャバクラの初日って実際どんな流れなの?
- 先輩キャバ嬢と上手く付き合えるか心配…
- 初日に失敗しないための注意点は?
「憧れのキャバクラで働きたい」「でも初日が不安…」そんな女性にとって、事前の準備と心構えは何よりも重要です。
初日の過ごし方次第で、その後の働きやすさが大きく変わるのがキャバクラの特徴。
本記事では、キャバクラ初日について知っておきたい情報を、現役キャバ嬢の体験談をもとに徹底解説します。
- 初日の詳細な1日の流れとポイント
- 先輩キャバ嬢との上手な付き合い方
- 初日に絶対守るべき注意点
「キャバクラ初日を成功させたい!」という女性は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
キャバクラ初日(体験入店)の1日の流れのモデル
キャバクラの初日は、実際には「体験入店(体入)」として1日お試しで働く形になります。
まずは体験入店の詳細な流れの例を時系列で確認していきましょう。
事前に流れを把握しておくことで、当日の緊張も和らぎます。
① 出勤・面接(営業開始1時間前)
時間:18:00~19:00頃
多くのキャバクラは20:00頃から営業開始のため、その1時間前には到着しましょう。
- 身分証明書(顔写真付き)を持参
- 清潔感のある服装で来店
- メモ帳とペンを用意
遅刻は絶対NG。15分前には到着しておきましょう。
② 面接・書類手続き(30分)
時間:18:00~18:30頃
面接に合格した場合、その場で体験入店となることも多いです。
この段階で、以下に関する疑問点は必ず確認しておきましょう。
- 給料システムの詳細確認
- 体験入店の時給・勤務時間
- お店のルール・ペナルティ制度
- 本入店時の条件について
キャバクラ面接に受かるポイント!準備〜当日の態度まで徹底解説
③ お仕事の説明・指導(30分)
時間:18:30~19:00頃
黒服(ボーイ)やスタッフから、お仕事に必要な基本的な説明を受けます。
- お店のルールやシステム説明
- お酒の作り方・基本的なドリンク
- ハンドサインの使い方
- たばこに火をつけるタイミング
- 基本的な接客マナー
わからない点があれば、しっかり確認しておきましょう。
④ ドレス着替え・ヘアメイク(45分)
時間:19:00~19:45頃
多くの店舗では、ドレスの貸し出しやヘアメイクサービスがあります。
店舗や自分に合ったドレス・ヘアメイクで、接客の準備を進めましょう。
⑤ 営業開始・実践接客(3~4時間)
時間:20:00~23:00または24:00頃
いよいよ実際の営業がスタート。初日は先輩キャバ嬢のサポートを受けながらの接客になります。
最初はヘルプ席中心で、徐々に実際の接客に参加していくのが主な流れです。
- 20:00~21:00:先輩キャバ嬢の接客を見学・ヘルプ席
- 21:00~22:30:フリー客との接客に挑戦
- 22:30~24:00:慣れてきたら一人での接客も
このように段階的に接客を覚えていくので、未経験でも安心して働けるでしょう。
なお、風営法により、キャバクラは午前0時までの営業です。
キャバクラの「ヘルプ」とは?要注意ルールと実際の体験談を解説
⑥ 終了・振り返り・給料受取(30分)
時間:24:00~24:30頃
営業終了後、体験入店の振り返りと本入店についての相談、給料の受け取りを行います。
接客に関するフィードバックなどを貰うと、次の出勤で活かせますし、スタッフからの評価も良くなるでしょう。
先輩キャバ嬢と上手く付き合う5つのコツ
キャバクラでは先輩キャバ嬢との関係が、働きやすさを大きく左右します。
確かにキャバクラは女性の職場特有の人間関係がありますが、正しい接し方を知っていれば大丈夫。
ここからは、先輩との良好な関係を築く方法をご紹介します。
① 素直で謙虚な姿勢を心がける
先輩キャストに対しては、「教えてください」という素直な姿勢が最も大切です。
知ったかぶりや生意気な態度は絶対にNG。
分からないことは恥ずかしがらずに質問しましょう。
② 先輩の接客を注意深く観察する
先輩キャバ嬢の接客には、長年の経験から生まれたテクニックが詰まっています。
例えば、以下の所作1つとっても、そこには深い意図があることも。
- お客様への声のかけ方
- 会話の広げ方・盛り上げ方
- ドリンクを勧めるタイミング
ただ見るだけでなく、なぜそうするのかを考えながら観察することが重要です。
③ お客様の取り合いは絶対に避ける
初日から積極的すぎると、先輩のお客様を取ろうとしていると誤解される可能性があります。
最初は控えめに、先輩が紹介してくれるお客様との接客に集中しましょう。
- 先輩の常連客には深く関わらない
- 指名を求めるような営業は控える
- ヘルプ席では名刺交換はNG
初日は特に「爆弾行為」をしないように注意してください。
キャバクラ初日の注意点
初日だからこそ気をつけたい重要な注意点があります。
「知らなかった」では済まされないルールや、初日によくある失敗を事前に把握しておくことで、トラブルを未然に防ぎましょう。
① お酒の飲みすぎに注意
緊張をほぐそうとして、ついお酒を飲みすぎてしまうのは初日あるあるです。
酔いすぎて接客に支障が出ると、その日で体験入店が終了になる可能性もあります。
お酒に関して、以下のポイントに注意しましょう。
- お酒は少量ずつ、ゆっくりと
- 水やソフトドリンクをこまめに飲む
- 空腹での飲酒は絶対に避ける
- 体調が悪くなったらすぐにスタッフに相談
お店によってはフェイクドリンクなどで対応してくれるケースもあります。
② お客様との距離感を間違えない
初日は緊張から、お客様との適切な距離感を掴みにくいものです。
近すぎても遠すぎても良くありません。
以下のポイントを踏まえた接客を心がけましょう。
- 馴れ馴れしくしすぎない
- プライベートな話は避ける
- お客様の要求をなんでも受け入れない
距離感を詰めすぎると、トラブルにつながる恐れがあります。
③ 営業LINEやアフターは慎重に
初日から営業LINE交換やアフターを求められることがありますが、慎重に判断しましょう。
店舗のルールを確認せずに個人的な約束をするとトラブルの元になります。
アフターに関して、以下のポイントも押さえておきましょう。
- アフターは先輩に相談してから決める
- 一人でのアフターは初日は避ける
- 断り方も事前に覚えておく
初日によくある失敗談と対処法
実際にキャバクラで働き始めた女性たちの初日失敗談から学べることがたくさんあります。
同じ失敗を繰り返さないよう、事前に対処法を知っておくことが大切。
ここからは、実際の初日キャストの体験談を解説します。
失敗談① お酒に酔いすぎてしまったAさん(23歳)
- 緊張をほぐそうとお酒を飲みすぎた
- お客様の前で気分が悪くなった
- 2時間で早退することになった
初めての勤務で緊張していたAさんは、お酒を飲むことで気持ちを落ち着けようとしました。しかし、ペース配分がうまくいかず、予想以上に酔ってしまい、体調を崩して早退することに。
お酒に強くない人や慣れていない人は、無理に飲む必要はありません。
「お酒が弱いので控えめにしてます」と伝えれば、ほとんどのお客様は理解してくれます。自分の体調を守ることは、長く働くうえでとても大切です。
失敗談② 先輩のお客様と仲良くなりすぎたBさん(25歳)
- 先輩の常連客と意気投合した
- 連絡先を交換した
- 先輩から冷たい態度を取られた
人見知りしないBさんは、初日からお客様と打ち解けることができました。
しかし、そのお客様は先輩キャストが長く担当している常連客。距離を縮めすぎたことで先輩との関係がぎくしゃくしてしまい、職場の雰囲気も悪くなってしまいました。
他のキャストの客と連絡先交換するのは、爆弾と言われるNG行為です。
知らないとトラブルに発展するルールもいくつかあるので、初日は特に注意しましょう。
失敗談③ 身分証を忘れたCさん(22歳)
- 顔写真付き身分証明書を忘れた
- その日は体験入店ができなかった
- 後日改めて体験入店することに
Cさんは当日、緊張しすぎてしまい、必要な持ち物の確認が不十分なままお店に向かってしまいました。
結果として、身分証がなかったため、法律上その日の体験入店ができず、予定がすべて後ろ倒しになってしまいました。
キャバクラでは年齢確認のために、公的な顔写真付きの身分証明書が必須です。免許証やマイナンバーカード、パスポートなどが該当します。
前日のうちに持ち物を整理し、バッグに入れておきましょう。
キャバクラ初日に関するよくある質問(Q&A)
最後に、キャバクラの初日勤務に関するよくある質問を紹介します。
Q1. 体験入店でも指名は取れるものですか?
A. 可能ですが、まずは基本を覚えることが優先です。
フリー客との接客で気に入ってもらえれば指名につながることもあります。ただし、ヘルプ席では名刺交換はNGで、フリー客の席についた時のみ名刺を渡せます。
Q2. 体験入店の給料はいくらくらいもらえますか?
A. 時給3,000円~4,000円程度が相場です。
ただし、ヘアメイク代やドレス代など約20%程度が控除される場合があります。3~4時間の勤務で10,000円~15,000円程度が目安です。
Q3. 体験入店をしたら必ず本入店しなければいけませんか?
A. いいえ、体験入店のみでも大丈夫です。
お店との相性を確認するのが体験入店の目的なので、合わないと感じたら断っても問題ありません。給料も全額日払いでもらえます。
Q4. 未経験でも体験入店できますか?
A. はい、未経験者歓迎です。
むしろ体験入店は未経験者が安心してキャバクラの仕事を体験するための制度です。スタッフが丁寧に指導してくれるので安心です。
Q5. 体験入店は何時間くらい働くのですか?
A. 一般的に3~4時間程度です。
例えば夜8時から夜11時まで、または夜9時から深夜0時までといった感じです。希望すれば6~7時間程度まで延長できるお店もあります。
Q6. その日の客入りが少ない場合はどうなりますか?
A. 在籍キャストより早く上がることがあります。
体験入店の場合、お店が暇だと予定より短時間で終了になる可能性があることは理解しておきましょう。
まとめ
キャバクラの初日(体験入店)は確かに緊張するものですが、正しい準備と心構えがあれば必ず乗り越えられます。
最も大切なのは、素直で謙虚な姿勢を保つこと。
そして、先輩キャバ嬢や店舗スタッフとの良好な関係を築くことです。
体験入店は「お試しの日」だと考えて、完璧を求めすぎずに一つひとつ覚えていきましょう。
もし「人間関係が心配」「給料未払いが不安」という方は、派遣キャバクラという選択肢もおすすめです。
派遣なら複雑な人間関係に悩まされることなく、その日のうちに給料を受け取れるので安心して働けますよ。