【キャバ嬢向け】店外デートって?断り方は?実際の体験談やリスクを解説

キャバクラ

この記事をご覧の方は、以下の疑問をお持ちではありませんか?

  • キャバクラの店外デートってなに?メリットは?
  • 店外デートの断り方は?

キャバクラで働くにあたり、「店外デート」に関して疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、店外デートのリスクや断り方について、以下を解説していきます。

  • キャバ嬢が誘われる「店外デート」とは
  • キャバ嬢が店外デートに行くメリット・デメリット
  • 店外デートの断り方

トラブルを起こさずに働きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

キャバ嬢が誘われる「店外デート」とは

キャバ嬢がOFFの日などに、お店を介さずにお客様と会うことを、「店外デート」と呼びます。

これはキャバ嬢にとってはお客様との距離を縮め、収入アップのチャンスとなる一方で、店舗のルールや人間関係のリスク、さまざまな注意点も存在します。

店外デートに踏み切る前には、メリットとデメリットを十分に理解しておく必要があるでしょう。

お客さんが店外で会いたがる理由

お客様がキャバ嬢との店外デートを希望する背景には、単なる接客以上の関係性を求める心理があります。

  • 恋人関係になりたい
  • 愛人関係になりたい
  • 独占欲を満たしたい
  • etc

キャバクラ内ではパーソナルな一面を見ることができませんし、他のお客様の存在に嫉妬してしまうお客様もいます。

何回かお店に通う中で、キャストに興味を持ったり、独り占めしたくなったりして、店外デートを持ち掛ける方は多いでしょう。

同伴やアフターとの違い

店外デートは、同じように店舗外でのコミュニケーションを伴う「裏引き」「同伴」「アフター」とは明確に区別されます。

それぞれの関係性や目的、店側の取り扱いが異なるため、キャバ嬢はその違いを十分に理解して行動する必要があります。

以下の表は、各用語の特徴や違いを整理したものです。

名称 報酬形態 リスク
店外デート 直接的な報酬は発生しにくい 店舗の規則違反
裏引き 場合により個別交渉で金銭がやりとりされる お店とのトラブル
同伴 売上として反映され、給与に直結する リスクは比較的低い
アフター 基本的には報酬発生はない 深い交際への発展

このように、それぞれの形態は一見似ているようで、目的や報酬、リスクの面で大きく異なります。

キャバ嬢自身がどの行動を取るべきか判断する際には、お店のルール、そして自身の安全面を十分に考慮する必要があるでしょう。

キャバ嬢が店外デートをするメリット

そんな店外デートですが、キャバ嬢側には以下のようなメリットがあります。

  • お客様と仲良くなれる
  • お小遣いやプレゼントがもらえる
  • 太客として育てられる

それぞれ解説します。

①お客様と仲良くなれる

店外デートでは、お互いにリラックスした状態で会話ができる環境が整います。

他のお客様やキャスト、お店側の目を気にする必要がなく、素の自分で接しやすくなるでしょう。

お客様の個性や趣味、価値観を知ることができ、信頼関係を築きやすくなります。

②お小遣いやプレゼントがもらえる可能性がある

店外デートでは、お客様からチップやプレゼントをもらえる可能性があります。

お店を介さないため、確実ではありませんが、収入に加えて大きなプラスとなるため、自己投資や日常生活の充実には役立つでしょう。

③太客として育てられる可能性がある

店外デートは、長期的な顧客の育成につながるでしょう。

店外デートで違う一面を見せたり、より親密になったりすることで、「太客」として発展する可能性があります。

太客となれば、安定した収入源を確保できるだけでなく、店内での評価向上にも大きな影響を与えることが期待できるでしょう。

店外デートのデメリットとリスク

一方、店外デートには以下のようなデメリット・リスクも存在します。

  • 店舗に知られるリスク
  • お客様が来店しなくなるリスク
  • 報酬・税金リスク
  • トラブルに遭うリスク

それぞれ確認していきましょう。

①お店側に知られる

キャバクラ業界では、従業員の行動や顧客との関係性が厳しく管理されています。

そのため、店外デートが店舗側に知られると、規定違反とみなされるリスクが。

信頼関係を失ってしまうだけでなく、ルール違反として、罰金や解雇などにも繋がる恐れがあります。

また、他のスタッフに広まった場合、嫌がらせの対象になる恐れもあるでしょう。

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②お客様が来店しなくなる

店外デートを行うと、お客様との関係性が、個人的な付き合いに変化する恐れがあります。

これにより、「どうせ外で会えるし」と、来店回数が減少する可能性が考えられるでしょう。

結果として、キャストとしての売上が低下し、ノルマ未達成や収入減少のリスクにつながります。

③同伴のように給料が発生しない

同伴と異なり、店外デートは業務の一環とはみなされず、お店からの報酬は当然支払われません。

また、店外デートでの謝礼は約束されたものではないため、お客様からの報酬も確実ではないです。

仮にお客様から個人的な謝礼やプレゼントが渡された場合でも、税務署に収入として報告する必要があります。

税金について把握できていないと、思わぬ税負担やトラブルに発展する可能性も考えられるでしょう。

④店外でトラブルが起きる可能性がある

店外デートでトラブルが起きても、お店は守ってくれません。

例えば、以下のようなリスクが考えられるでしょう。

  • 金銭トラブル
  • 暴力事件
  • 酔った勢いで襲われるなど

トラブルが大きくなった場合、警察が関与する可能性や、法的責任を問われる事態に陥ることもあります。

こうした事態は、個々のキャバ嬢のみならず、店舗全体の信用にも影響を及ぼすため、非常に大きなリスクといえるでしょう。

当然、キャスト自身の身の危険も想定するべきです。

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店外デートの断り方

キャバ嬢として働く中で、店外デートのお誘いを受けることは少なくありません。

しかし、自己の安全や店舗のルールを守るためにも、明確で丁寧な断り方が求められます。

断るパターンを4つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

①忙しさを理由にする

店外デートの断り方1つ目は、「忙しさを理由にする」方法。

  • お金を貯めたくてシフトをいっぱい入れてる
  • 掛け持ちで他の仕事もしている
  • 昼職もやっているから暇がない

 「私も会いたいんだけど、忙しくて」という伝え方をすると、お客様に誠意が伝わるでしょう

ただし、SNSなどにプライベートの様子をあげていると嘘だとバレてしまうため、自身に合った断り方を選んでみてください。

②期待感を持たせて断る

店外デートの断り方2つ目は、「期待感を持たせて断る」方法。

  • 普段は店外とかしないけど、〇〇さんならちょっと考えちゃうかも
  • もっと〇〇さんのこと知ってからがいいな
  • アルマンド入れてくれたらいいよ

こちらは「明確に断りはしないが、今はダメ」というスタンス。

3番目に関しては、絶妙に手が届かないレベルのお酒を条件にすることで、うまくかわしつつ、期待感を高めることができます。

このように期待感を持たせることで、お客様の来店意欲を高められる点がメリットです。

ただし、この方法でかわし続けるのも難しいため、上手に期待値を調整する必要があります。

③お店のルールを伝える

店外デートの断り方3つ目は、「お店のルールを伝える」方法。

  • お店が厳しくてごめんね
  • 行きたいんだけどクビになっちゃう
  • 罰金とかがあるから難しいの

最も汎用的に使える断り方です。

基本的に店外デートはこの方法で断るといいでしょう。

④同伴やアフターを提案する

店外デートの断り方4つ目は、「代わりに同伴やアフターを提案する」方法。

「お店が厳しくて店外デートはできないけど、同伴やアフターなら行けるよ」と伝え、断りましょう。

代替案を提示することで、お客様もしつこく店外に誘いづらくなります。

店外デートに関するキャバ嬢の体験談

ここからは、店外デートに関する実際のキャバ嬢の体験談を3つご紹介します。

① 話しやすいから店外で会って、付き合った

キャバクラで働き始めて半年くらい経った頃、あるお客さんと店外で会うようになりました。

最初は普通にご飯行ったり、カフェでおしゃべりするだけ。

お店に来てくれている時も話しやすかったんですけど、お酒が入っていないと余計に話しやすくて、気づけばお互いプライベートのことも話すようになりました。

そのうち、お客さんとしてじゃなくて、一人の人として好きになっちゃって。向こうも同じ気持ちだったみたいで、付き合うことになりました。

結局、半年くらいで別れちゃったけど、いい思い出です。

店外デートなんてお金にならないしと思って敬遠していたけど、人として気になるお客さんがいたら、会ってみるのもいいのかなと思いました。

店外で会うと、素の自分が出せて距離が縮まりやすい。
仕事の延長線上でも、恋愛に発展することはある。

② 生活が苦しくて店外デートでプレゼントをもらっていた

前はお店の給料だけじゃやっていけなくて、何人かのお客さんと店外で会ってた。

ブランド物とか、お金とか、もらえるものはもらってた。私は「助かるな」くらいの気持ちだったけど、他のキャストにバレて噂になってたみたいで…。

ある日、店長から「裏引きしてるって聞いたけど?」って詰められて、めちゃくちゃ焦った。

結局、違うって言い張ってなんとかごまかしたけど、それ以来お店の居心地が悪くなっちゃった。

お客さんも、「プレゼントしたんだから」みたいな態度になる人もいて、すごい嫌な気持ちになった。

楽して得するつもりだったのに、結局しんどくなって、店外で会うのはもうやめた。

店外でのメリットはあるけど、リスクも大きい。
噂になると、結局自分が損することになる。

③ 店外デートは基本断っている

私はキャバクラ派遣で働いてるから、基本的に店外でお客さんと会うことはありません。

というか、そもそもお店が毎回違うし、指名とかないから、常連さんがつくこともほぼないです。

たまに「今度ご飯行こうよ」とか誘われることもあるけど、「ごめんなさい」で終わりです。派遣だからそこまで営業する必要もないし、店外で会ったところで次に同じ店で会う保証もないので。

お客さんも、顔見知りの子じゃないと誘いづらいのか、そんなにしつこくされることもありません。むしろ気楽に働けるから、このスタイルが合ってるなって感じてます。

派遣のキャバ嬢は店外デートに誘われること自体が少ない。
気楽に働きたい人には向いている。

指名客の管理が苦手な方は「キャバクラ派遣」

キャバクラで働いていると、指名客からの誘いをうまく交わしつつ、関係性をキープしていく必要があります。

もしこうした指名客の管理が不安に感じる方は、「キャバクラ派遣」で働くのがおすすめです。

キャバクラ派遣は、派遣会社を通じて様々な店舗で働くため、以下のようなメリットがあります。

  • ノルマや罰金などのストレスがない
  • 営業LINEや営業電話の負担がない
  • キャスト間のいじめや派閥争いなどに巻き込まれない
  • キャバクラならではの高時給が期待できる
  • シフトを自分のペースで入れられる
  • 店外デートや同伴など断りやすい

派遣は単発が基本なため、指名客を管理する必要がありません。

指名客をしっかり育てつつ、ノルマを達成できるキャバ嬢にとっては、普通に勤務した方が高収入が期待できるかもしれません。

しかし、負担を抑え、マイペースに収入を得たい方には、キャバクラ派遣が圧倒的におすすめですよ。

まとめ

今回は「店外デート」のリスクや断り方について解説しました。

店外デートに誘われた際、断りづらさを感じる方もいるかもしれませんが、以下のようなリスクがあることは覚えておいてください。

  • 店舗に知られるリスク
  • お客様が来店しなくなるリスク
  • 報酬・税金リスク
  • トラブルに遭うリスク

最悪の場合、お店にいづらくなってしまうことも考えられるでしょう。

店外デートの断り方や、指名客との関係性に悩んでいる方は、ぜひキャバクラ派遣で働くことを検討してみてくださいね。

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