この記事をご覧の方は、以下の疑問をお持ちではありませんか?
- 「さしすせそ」って具体的に何?
- いつ、どう使い分ければいいの?
会話を盛り上げる接客リアクションとして「さしすせそ」はよく聞きますが、正しい使い方を知らないと逆効果になってしまうかもしれません。
そこで本記事では、以下のポイントを解説します。
- キャバ嬢の「さしすせそ」とは?
- キャバ嬢の「さしすせそ」の意味と使い方
- キャバ嬢が使ってはいけない「たちつてと」とは?
キャバ嬢として会話力をアップさせたい方は、ぜひ読み進めてみてください。
キャバ嬢の「さしすせそ」とは?
「さしすせそ」は会話を盛り上げるための代表的リアクションフレーズです。
キャバ嬢にとって会話はサービスの要。
初対面でも緊張を解きほぐし、親密な雰囲気を作ることで、指名獲得やリピートにつなげることができます。
「さしすせそ」を活用することで、以下のメリットが得られるでしょう。
- 会話を途切れさせず、スムーズに進めるため
- お客様の気分を高め、満足度を向上させるため
- 自然な流れで指名やリピートにつなげるため
まずはこの基本フレーズをしっかり覚え、自分らしい接客スタイルに取り入れてみましょう。
キャバ嬢の「さしすせそ」の意味と使い方
キャバ嬢の「さしすせそ」は、以下の5つです。
- さ:さすがです
- し:知らなかったです
- す:すごいですね
- せ:センスいいですね
- そ:そうなんですね
それぞれ詳しく解説していきます。
①さ:さすがです
「さすがです」はお客様の能力やセンスを的確に称賛する魔法の一言。
丁寧な褒め言葉として、相手の自尊心を満たし、場の雰囲気を一気に華やかにします。
服や趣味、過去の成功体験など、さりげない部分に触れて使うと自然です。
- 「そこでそんな対応できるなんて、さすがです!」
頻繁に使いすぎると陳腐に聞こえるので、効果的なタイミングを見極めましょう。
使用例
お客様が趣味の話をされている場面で「さすがです!お上手なんですね」と続けると、より気持ち良くなって話が広がりやすいです。
②し:知らなかったです
「知らなかったです」は興味を示し、会話を深めるための鍵となる一言。
新しい情報を得たときに使うと、その話題をもっと聞きたいという好奇心が伝わります。
本当に驚いた場面だけに使うことで、さらに信頼感が高まるでしょう。
- 「知らなかったです!そんな裏話があるなんて驚きました」
ただし多用すると嘘っぽくなるので、本当に驚いたときだけに絞り、後続で質問を繋げるフックとして活用しましょう。
使用例
初めて聞くエピソードには「知らなかったです、もっと教えてください!」と続けると自然に会話が盛り上がります。
③す:すごいですね
「すごいですね」はポジティブな驚きをそのまま伝える万能フレーズ。
業績や体験談、ライフスタイルのこだわりなど、様々な場面で使え、お客様の自己肯定感を後押しします。
- 「すごいですね!本当に日々努力されているんですね」
表情や声のトーンも合わせて意識すると、より真剣さが伝わり、テンプレート感を避けられます。
使用例
お客様の成功話に対して「すごいですね!本当に尊敬します」と感情を込めて述べましょう。
④せ:センスいいですね
「センスいいですね」はファッションや趣味を褒めるときの定番リアクション。
流行に敏感な方や、趣味の話題で特に効果的です。
さらに具体的なポイントを挙げて褒めると、お客様は自分のこだわりに共感されていると感じます。
- 「センスいいですね!その時計とバッグの組み合わせ、とてもおしゃれです」
シンプルに終わらせず「なぜ」それが良いかを添えることで、深みのある会話になります。
使用例
お客様のバッグなどを褒めるときは「センスいいですね!その色合いとデザインがすごくお似合いです」と具体的に述べましょう。
⑤そ:そうなんですね
「そうなんですね」は相手の話をしっかり受け止める共感フレーズ。
説明や理由を聞いた後に使うことで「ちゃんと話を聞いている」という安心感を与えます。
続けて質問や感想を添えると、より深いコミュニケーションが生まれます。
- 「そうなんですね、初めて意味をちゃんと知りました」
相槌だけで終わらせず「だからこそこう感じた」と自分の言葉を足すと、信頼関係が強化されます。
使用例
お客様が選んだ理由を語った後に「そうなんですね、だからそのスタイルにされたんですね」と感想を交えると会話が弾みます。
キャバ嬢が使ってはいけない「たちつてと」一覧
これから以下の内容を紹介します。
- た:大したことない
- ち:違う
- つ:つまらない
- て:適当
- と:とんでもない
それぞれ詳しく解説していきます。
た:大したことない
「大したことない」は、お客様の好意を真っ向から否定してしまうワードです。
謙遜として使うキャストもいますが、その気持ちに感謝を示すべきところを軽視してしまうため、たった一言で一気に信頼を失いかねません。
- 「◯◯さんは褒めてくれるけど、私なんて大したことないですし…」
- 「私なんて全然大したことないから…」
代替フレーズとしては「本当に嬉しいです、ありがとうございます!」など、感謝とポジティブなリアクションを必ず添えましょう。
NG使用例
「大したことない」と返してしまうと、お客様の好意を台無しにしてしまいます。
ち:違う
「違う」は相手の意見や話を即座に否定する強い言葉。
接客中に使うと、お客様の自尊心を傷つけ、会話の流れを断ち切ってしまいます。
- 「え?それって違うと思います」
- 「違うよ、それは××で…」
代わりに「そうなんですね、もう少し詳しく教えてください」と好奇心を示しながら受け止め、会話を広げるリアクションを心掛けましょう。
NG使用例
「違う」と即断すると、お客様の話を否定する形になり、場が険悪になります。
つ:つまらない
「つまらない」は、時間や会話そのものを否定する失礼なフレーズ。
どれだけ疲れていても、お客様に楽しい時間を提供するのがプロの仕事です。
口にしなくても表情や態度に出ると、一瞬で気配を読まれてしまいます。
- 「それつまらない…」
- 「何か面白いことない?」
代わりに「そのお話、とても興味深いです!もっと聞かせてください♡」と好奇心を前面に出すことで、ポジティブに会話をリードできます。
NG使用例
「つまらない」と感じたまま口にすると、お客様の心を閉ざしてしまいます。
て:適当
「適当」は、お客様への軽視や手抜きを連想させるNGワード。
お客様は貴重な時間とお金を使っているので、いい加減な態度は絶対にNG。
信頼関係を築くどころか、一発で崩れてしまいます。
- 「何か適当にドリンク飲んでもいいですか?」
- (お客様の悩みに対して)「考えすぎ!テキトーに流せば大丈夫ですよ!」
「お客様のお好みに合わせてご提案します」など、プロとしての真摯な姿勢を示す表現に言い換えましょう。
NG使用例
「適当」と言ってしまうと、お客様に対する敬意が感じられなくなります。
と:とんでもない
「とんでもない」は謙遜のつもりでも、お客様の褒め言葉を打ち消すリスクがあります。
特に初対面では相手の期待感を裏切ることにも繋がるため、注意が必要です。
- 「とんでもないです、私なんて…」
- 「そんなことないですよ」
代替として「恐縮です!でも、もっと頑張ります♡」と感謝と向上心をセットで伝えましょう。
NG使用例
「とんでもない」と返すと、お客様の真剣な褒め言葉が薄れてしまいます。
キャバ嬢が「さしすせそ」を活用するポイント
キャバ嬢の会話で重要な「さしすせそ」。
しかし、無理に多用するのではなく、以下を踏まえて活用してみてください。
- 無理して使いすぎない
- 言い方も工夫する
- さしすせそを使えるように会話を組み立てる
それぞれ確認していきましょう。
①無理して使いすぎない
「さしすせそ」はあくまで会話を自然に盛り上げるためのスパイスです。
過度に繰り返すと、お客様に「ご機嫌取り」等と思われ、逆に心が離れてしまうこともあります。
- お客様の反応が薄いと感じたら一旦控える
- 同じフレーズを続けないようローテーションする
大切なのは“さりげなさ”。
密かに使えるタイミングを狙い、自分のキャラクターや会話の流れに合わせて調整しましょう。
②言い方も工夫する
同じ「さすがです」「すごいですね」でも、声のトーンや間の取り方を変えるだけで印象は大きく変わります。
明るくハキハキ、あるいは少し驚き混じりに、感情を乗せることがポイントです。
- 声の大小で強弱をつける
- 目を見開いて手をあわせる
単なるお決まり文句ではなく、“あなたらしさ”が伝わるリアクションに昇華できます。
③さしすせそを使えるように会話を組み立てる
リアクションは受け身で使うだけでなく、意図的に会話をリードすることでもっと効果的になります。
話題振りから、フレーズを差し込むまでの流れをあらかじめイメージしておくとスムーズです。
基本的にはお客様にお話ししてもらうことで、「さしすせそ」の相槌が打ちやすくなります。
- お客様の趣味や仕事の話題を引き出す
- 相槌を打って、気持ち良く話を広げてもらう
事前に自分なりの<導入→盛り上げ→まとめ>のシナリオを考えておくと、自然な流れで「さしすせそ」を活用でき、お客様を飽きさせない会話が実現できるでしょう。
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まとめ
今回は、キャバ嬢が会話を華やかに演出する「さしすせそ」と、絶対に口にしてはいけないNGワード「たちつてと」について解説しました。
- さ:さすがです
- し:知らなかったです
- す:すごいですね
- せ:センスいいですね
- そ:そうなんですね
- た:大したことない
- ち:違う
- つ:つまらない
- て:適当
- と:とんでもない
ぜひこれらを活用して、キャバクラでしっかり稼いでみてくださいね。