この記事をご覧の方は、以下の疑問をお持ちではありませんか?
- キャバクラでお客さんがストーカー化することはある?
- ストーカー化してしまった時の対処法は?
キャバクラで働くにあたり、「お客さんのストーカー化」を不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、キャバクラのストーカー事情について、以下を解説していきます。
- キャバクラでストーカー化しやすいお客さんの特徴
- キャバ嬢が取るべきストーカー被害の対処法
- 実際のキャバクラでのストーカー体験談
後半はそもそもストーカー化させないためのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
キャバクラでストーカーになりやすいお客さんの特徴
まずは、キャバクラでストーカー化しやすいお客さんの特徴を紹介します。
- 女性経験が少ない
- 距離感が極端に近い
- 他の客に嫉妬する
- 連絡頻度が多い
- 情緒が安定していない
それぞれ解説していきます。
①女性経験が少ない
女性経験が少ないお客様は、異性とのコミュニケーション能力が乏しいケースが多いです。
結果、過剰な期待や執着をしたり、相手のプライバシーや仕事上の立場を無視したりといった行動につながります。
こうしたお客様を拒絶した場合、嫌がられているといったことを理解できず、ストーカー化してしまうことがあります。
②距離感が極端に近い
恋愛経験の少なさから派生して、距離感が極端に近いケースも挙げられます。
例としては、来店回数がそこまで多くないにも関わらず、彼氏ヅラをしたり、プライベートで会うことを求めてきたりするなど。
自分の中では恋人関係になっているため、拒絶された場合「第三者によって邪魔されているのでは?」と考え、ストーカー化する方もいます。
③他の客に嫉妬する
他のお客様の卓についたり、指名被りが起きたりした際、過度に嫉妬するお客様はストーカー化する可能性があります。
本気の嫉妬は独占欲の表れであるため、どんどんキャバ嬢を独り占めしたいという欲求がエスカレートしていくことも。
結果として、自分だけのものになって欲しいといった気持ちから、ストーカー化することがあるようです。
④連絡頻度が多い
独占欲の繋がりから、「連絡頻度が多い」というのもストーカー化の兆候です。
LINEの連絡頻度が多いだけでなく、SNSもチェックされ、すぐコメントがついたりする場合は、注意が必要かもしれません。
あなたを監視したいという気持ちから、ストーカー化する可能性があります。
⑤情緒が安定していない
情緒が不安定なお客様も、ストーカー化する可能性が。
ストーカーになる原因として「拒絶されたため」「憎悪を抱いたため」といったものが挙げられます。
そしてメンタルが不安定なお客様は、被害妄想が原因で、こうした感情を抱きやすいです。
あなたにその気がなくとも、ちょっとしたきっかけで精神を病み、ストーカー化することもあります。
キャバ嬢が取るべきストーカー被害の対処法
もしお客様がストーカー化してしまった場合、キャバ嬢はどういった対処法を取ればいいのでしょうか?
ぜひ以下の4つを覚えておいてください。
- お店に相談する
- 夜間の一人行動を避ける
- 防犯グッズを活用する
- 警察への相談を検討する
それぞれ解説していきます。
①お店に相談する
まずは身近なお店の責任者や黒服に相談をしましょう。
お店側の協力により、以下のような対策が期待できます。
- 接客中に異変がないか気にかけてくれる
- 同伴やアフター時に駆けつける準備をしてくれる
- 最悪の場合、お客さんを出禁にしてくれる
送迎なども含め、お店側の協力である程度の安心感を得られるケースは多いです。
②夜間の一人行動を避ける
キャバクラは夜遅くまで営業する都合上、夜間の一人行動はなるべく避けましょう。
お店の送迎の利用や、同僚と帰宅するなどはもちろんですが、もし一人で出歩かざるを得ない場合は、暗い路地や人通りの少ない場所を避けるよう心がけましょう。
③防犯グッズを活用する
防犯グッズを持ち歩くのも有効な対策。
防犯ブザーやペッパースプレーなどを携帯しておくことで、万が一の際に自分の身を守ることが可能です。
一時的な解決策ではありますが、いざという時にあると役立ちます。
とはいえ、夜道で襲われたなどの実害が出た場合は、警察への相談も併せて行いましょう。
④警察へ相談する
状況がエスカレートした場合には、早急に警察へ相談することが必要。
事件性がないと警察は動きたくても動けないので、ストーカー被害にあっている証拠や記録したものとともに、警察に相談しましょう。
一番強力な抑止力ではあるので、不安な方は早めに証拠とともに相談することを勧めます。
実際のキャバクラでのストーカー体験談
ここからは、実際のキャバ嬢が体験したストーカーやしつこいお客様に関するエピソードを紹介します。
① SNSを監視されている
最初は普通にフォローしてくれて、たまに「いいね」をしてくれるお客様でした。
でも、ある日から私の投稿すべてに秒速で「いいね」がつくようになって…😨
それだけならまだしも、インスタのストーリーを上げるとすぐにDMで「それどこ?」「誰といるの?」って送られてくるようになったんです。
怖くなって投稿の頻度を減らしたんですが、「最近全然投稿しないね」「寂しいな」って言われて、ますますゾワッとしました……💦
② 指名被りに嫉妬した
あるお客様が長く指名してくれていて、いつも優しくて話しやすい方だったんです。
でも、ある日別のお客様が私を指名してくれたとき、その場の空気が一気に変わりました。
後日LINEで「○○さんの席、楽しそうだったね」とか、「俺の時より笑ってた気がする」とか、嫉妬っぽいメッセージが届くようになりました……💦
メッセージ自体はしつこかったんですが、無視していたらお店に来なくなったので、いうほどストーカーって感じでもないんですかね?でも怖かったです。
③ 距離感の詰めかたが怖かった
フレンドリーで、気軽に話せるお客様という第一印象でしたが、LINEの内容がだんだん「今何してるの?」とか、「俺のこと考えてくれてる?」みたいな感じに変わってきました。
ある日、仕事終わりに「今日もお疲れ様!」ってLINEが来て、その直後に「今お店の前にいるよ!送っていくよ」って送られてきたときは、さすがに引いちゃいました😨
怖すぎて「今日は送迎があるので!」って言って帰ったけど、次の日も「今日も迎えに行こうか?」って言われてゾッとしました。
お店のスタッフに相談して、うまく対応してもらって落ち着きました。
お客さんをストーカー化させないためのコツ
そもそもお客様をストーカー化させないポイントがあれば、安心して仕事ができますよね。
最後に、ストーカー化させないためのコツを紹介します。
- 接客方法を工夫する
- キャバクラ派遣で働く
それぞれ確認していきましょう。
①接客方法を工夫する
ストーカー化する原因として、キャバ嬢の接客スタイルが挙げられます。
例えば「色恋営業」は特性上、勘違いしてしまうお客様も多いでしょう。
それを踏まえ、以下のような接客を心がけると、ストーカー化のリスク減少が期待できます。
- ボディタッチを避ける
- 酔いすぎるなどでスキを見せない
- そのほか、勘違いさせる言動をしない
詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。
②キャバクラ派遣で働く
お客様のストーカー化が怖い方は、キャバクラ派遣で働くのがおすすめです。
キャバクラ派遣とは、派遣会社を通して様々なキャバクラで単発で働く形式のこと。
その形式上、指名客や常連といった概念がないため、ストーカー化する心配がそもそもありません。
そもそも単発で働くため、仮に嫌なお客様がいても、継続的に会う心配もないでしょう。
そのほか、通常のキャバクラ勤務と比較し、以下のようなメリットがあります。
- ノルマや罰金などのプレッシャーがない
- 自分のペースでシフトを入れられる
- キャバクラならではの高時給がもらえる
- キャスト同士の人間関係も最小限に抑えられる
逆にいうと、「ガンガン指名をとってインセンティブでめちゃくちゃ稼ぎたい」といった方にはおすすめできません。
しかし、「自分のペースで、ストレスや不安を最小限に抑え、しっかり稼ぎたい」といった方には、非常におすすめな働きかたですよ。
ぜひキャバクラ派遣で働く選択肢を持ってみてください。
まとめ
今回はキャバクラで起きるストーカー問題と、その対処法について解説しました。
結論として、以下の兆候が見られるお客様は、ストーカー化する危険性を孕んでいます。
- 女性経験が少ない
- 距離感が極端に近い
- 他の客に嫉妬する
- 連絡頻度が多い
- 情緒が安定していない
ストーカー化すると、不安でストレスを感じるだけでなく、実害に発展する恐れもあります。
こうした不安を避けたい方は、ぜひキャバクラ派遣で働くのを検討してみてくださいね。